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お知らせ
2025年2月25日
3週間以上続く咳(せき)は慢性化しやすい→早期の医療機関の受診を!(研究論文より)
3週間以上継続する咳(せき)に関する研究論文が発表されました。石浦嘉久教授(関西医科大学)の報告によると(Respiratory Investigation 62: 442-448, 2025)、3週間以上継続する咳(せき)の受診者の68.3%が慢性化する(8週間以上持続)ことが報告されました。原因として咳喘息(せきぜんそく)、アトピー咳嗽(がいそう)、副鼻腔気管支症候群(副鼻腔炎と気管支炎の合併)、感染後咳嗽(かぜ症候群後のせき)などがあり、咳喘息とアトピー咳嗽が合併すると難治化しやすいことが明らかにされました。咳が3週間以上続くと、長引きやすく、難治化しやすいので、早期の医療機関の受診が勧められます。なお、本研究には当院院長の西 耕一も参加しており共同著者となっています。
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